まだ夏休みである
夕方はバルコンに出て空を眺めるのが日課になりつつある
空とそこに現れる雲の奏でる音楽を味わう
そして予想もしないような鳥の動きが加わる
そのすべてを目にする
そこに尽きせぬ喜びがある
自然はまさに芸術家!
今 虹が現れるというプレゼントまで付けてくれた
一度ならず 二度までも
フランスでは初めてだが 虹を見るのも久しぶりだ
今日は街に出た
その景色をいくつか
ヴァンドーム広場が虚飾に満ちて見えてくる
気が付くと今日は七夕であった
何かよいことでも起こるのだろうか
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8 juillet 2015
こちらに来てから一番よく見たのは空である
そのためか、映画や写真を見ても最初に目に入るのが空ということになった
それが生き物のように浮き出して見えるのである
これは何ものにも代えがたい財産になっている
8年に及ぶ無為の時間の賜物とも言える
ヴァンドーム広場の印象は今でも強く残っている
この広場に限らず、現世の活動(特に経済活動)が虚飾に塗れて見えたのである
今は完全に精神の中に入り込んでいた当時の状況から少しずつ抜け出しつつある
未だに当時の見方はしっかりと残っているが、どこか穏やかさが加わってきたようである
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