samedi 20 juin 2015

アルベール・カーン美術館でインド展 « Infiniment Indes » au Musée départemental Albert-Kahn

20 juin 2008

10年ほど前に一度学会で行って以来気になっているインド。前の研究室でも彼の地から二人ほど迎えたことがある。そのインドについての展覧会が、ブローニュ・ビヤンクールにあるアルベール・カーン美術館で開いたばかり。今日は水道が止まる日でもあり、外に出ることにした。この美術館は2度目になるが、入るのは初めて。

Albert Kahn (1860 - Boulogne-Billancourt, 1940)

展覧会のタイトルは、« Infiniment Indes » (「どこまでも限りなくインド」)。
HPはこちら (ビデオにはベルグソンの姿も。上のEcouterのところで音声案内を聞くことができる)。

20世紀初頭の写真とビデオだけのひっそりとした会場で、びっくりするようなものはなかった。日本庭園ができた時だと思われるが、大隈重信の姿が映っている写真を見つける。以下に出会った言葉をいくつか。



ラビンドラナート・タゴール
Rabindranath Tagore (1861-1941)

"Qui est-tu lecteur, toi qui dans cent ans, liras mes vers ? [...] Dans ton jardin en fleurs, cueille les souvenirs parfumés des fleurs fanées d'il y a cent ans." Le jardinier d'amour, 1913

「読者の君は誰?そう、100年後に私の詩を読むだろう君のことだ。・・・・君の花壇で、100年前に萎れた花の香りに満ちた思い出を摘むのだ」 (「愛の庭師」、1913年) 


Jean Biès, 1995
"A coups de paradoxes, l'Inde démolit en vous tout ce que vous aviez imaginé. [...] Vous assistez au spectacle d'un monde auquel ne s'ajoute plus votre système de références."

「パラドックスによって、インドはあなたが想像していたすべてを破壊する。・・・あなたはある世界の光景を目の当たりにする。それは最早あなたの価値体系を超えるものだ」

"L'Inde -- une centaine d'Indes -- murmurait audehors. [...] Rien dans l'Inde ne saurait être reconnu, le seul fait de poser une question fait s'évanouir ou se transformer la chose."

「インド -- 百はあろうかというインド -- が外で呟いていた。・・・インドにあるものは何一つわからない。一つの問いを発するそのことが、インドというものを消失させ、変質させるのだ」

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20 juin 2015

いつの日か、もう一度







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