Jacques Vergès (avocat français et anticolonialiste)
né d'un père réunionnais et d'une mère vietnamienne le 5 mars 1925 en Thaïlande
朝起きてまず口にするのはジュースだ。そして今日そのジュースを飲んでいる時、1年が経過してある落ち着きを見せ始めているな、と感じる。こちらに来た当初 はいろいろな種類を試していたが、今では桃・アプリコット (Pêche-Abricot)の味が一番しっくり来ることがわかり、反射的にそこに手が伸びるようになってきた。そう言えば、アメリカで生活を始めた当初、オレンジジュースの味が馴染まず困ったが、その味に慣れて帰った日本で飲んだミカンジュースは最早口に合わなくなっていたことを思い出す。
パンも最初はバゲットばかりだったが、すぐに硬くなるのでいつまでも柔らかいパンを選ぶようになった (ficelle au fromage は1-2日で食べてしまうので問題にはならない)。しかし最近になり、あの硬いバゲットを齧らないと元気にならないような気もしてきている。また、時間を 味わうためにたまに口にするシガーの場合には、何分学生の身、選択の余地がない。ラジオの番組もクラシック、ジャズ、ポップスのチャネルが特定のところに 決まってしまった。この落ち着きもよいが、また何らかの混沌を求める気持ちも芽生え始めているようだ。
実は今日はお昼に書いたここで終るはずであった。・・・ ところが、
外出から帰った夕方メールを開けると指導教授からのお知らせが届いていた。私のメモワールの soutenance (英語で言えば defense)を金曜の朝からやるので、準備しておくようにとのメッセージである。2日前に連絡が入るところは如何にもフランスか。それにしても本当に不思議なくらい、いろいろなことがつながるものだ。当日は指導教授ともう一人の方が面接するという。10-15分程度で、メモワールの要点(メモワールで 問題にしている疑問点、そこに至る道筋、それから主な結論)をエクスポゼした後にディスカッションに入るものと思われる。以前に書いたと思うが、なぜこちらの国民教育省がやるDALFの試験があのような形態を取っているのかがよくわかる。あの試験で予行演習をやっていたようにも感じる。
このメールで改めて気付いたことは、まだ1年目は終っておらず、2年目を語る時期ではないということである。いずれにしてもこちらの学生生活、いつも何らかのプレッシャーがあり、なかなか心底ゆっくりできる時間はなさそうだ。考えてみれば生きていることそのものがそういうことかもしれない。何とも思わなく なっているこの生きているということこそ極めて危ういことだろう。それが理解できると、すべてを受け入れるしかないこともわかってくる。
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lundi 21 septembre 2015
昔の好みのジュースは桃・アプリコットだったのは覚えている。最近では、それが刺激の少ないだらしない味に感じられるようになり、オーソドックスなオレンジジュースに戻っている。
M1でのスートゥナンスの連絡が入ったと書かれてある。7年後の同じ時に、テーズの提出締切りの念押しの連絡が入った。それができなければスートゥナンスはなくなるが、締切りを目前にして未だ出来上がる目処が立っていない。やればやるほど、やるべきことが見えてくる。体力が決め手になるが、非常に危ない状況である。
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