Dr. Maureen O'Malley
今日は午後からセミナーがあるため午前中から出かける。はじめ小雨だったのだが途中から激しく降り出したので近くのプレスで雨宿りをする。そこで久しぶりに Le Point や Lire などの雑誌が目に入ったので小降りになるまで読む。メトロをひとつ前で降り、少し歩きカフェで雑誌を読みデジュネをとる。それからおもむろにセミナー会場へ。
今日の講師はイギリスのエクセター大学のモーリン・オマリー 氏。テーマは生物の多様性について。話の大半は、生物をどのように見るのか、生物と無生物の境界はあるのか、という生命の定義に関わる科学的なお話。一般的な生命の定義として、外界との境界がある、代謝をして自己複製能があるなどが言われているが、そのほかの重要な特徴としてcooperationという概念を持ち出して説明していた。進化の過程で起こるcompetitionとは異なるのでどのようなことなのか興味があったが、生物の中でのことなのか、外界との間でのことなのか、いずれの場合でもどのような要素の間で起こることなのかなど、今ひとつよく掴めなかった。それから生命をprocessとして捉えるとのことだが、こちらも理解するところまで行かなかった。これらの問題は、これからさらに解析が必要になりそうである。
彼女の立場は生物と無生物の間に境界はなく、連続して移行しているというものだが、両者の間に位置するとされるminivirusについて質問してみた。セミナー終了後の話の中では、テキサス出身のアメリカ人でデュッセルドルフに落ち着いているWilliam Martinという研究者の存在を教えていただいた。
帰りは普段通らない道を歩いてみた。街にはノエルの雰囲気が出始めている。
今日の講師はイギリスのエクセター大学のモーリン・オマリー 氏。テーマは生物の多様性について。話の大半は、生物をどのように見るのか、生物と無生物の境界はあるのか、という生命の定義に関わる科学的なお話。一般的な生命の定義として、外界との境界がある、代謝をして自己複製能があるなどが言われているが、そのほかの重要な特徴としてcooperationという概念を持ち出して説明していた。進化の過程で起こるcompetitionとは異なるのでどのようなことなのか興味があったが、生物の中でのことなのか、外界との間でのことなのか、いずれの場合でもどのような要素の間で起こることなのかなど、今ひとつよく掴めなかった。それから生命をprocessとして捉えるとのことだが、こちらも理解するところまで行かなかった。これらの問題は、これからさらに解析が必要になりそうである。
彼女の立場は生物と無生物の間に境界はなく、連続して移行しているというものだが、両者の間に位置するとされるminivirusについて質問してみた。セミナー終了後の話の中では、テキサス出身のアメリカ人でデュッセルドルフに落ち着いているWilliam Martinという研究者の存在を教えていただいた。
帰りは普段通らない道を歩いてみた。街にはノエルの雰囲気が出始めている。
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samedi 21 novembre 2015
その後もオマリーさんのお話や活動に触れることがあった
地道に研究をされている様子が伝わってくる
現在はシドニー大学に移られ、アクティブに研究を続けておられる
ホームページは、こちらから
彼女のような姿勢が、特に年齢を重ねた研究者には必要なのかもしれない
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