ニーチェの風土と精神の活力に関する考察を思い出しながら、今日も乾燥した空を見る。
朝のうちはぷかぷかといくつもの雲が浮いていたが、午後からは完全に
晴れ上がってしまった。
確かに、こちらはからっとした日は多いような気がする。
気が付かないでいたが、気候風土の影響は甚大なのかもしれない。
今日は、昨
日の余韻を少しだけ楽しみたい。
「低開発という考えは、低開発と言われる人たちが過去に持っていた、あるいは現在持っている数千年の文化の潜在的な美点や豊かさを理解しようとしない。この概念は、これらの文化を迷信の塊として死に追いやることに強力に加担するのである」
"Qui est-tu lecteur, toi qui dans cent ans, liras mes vers ? [...] Dans ton jardin en fleurs, cueille les souvenirs parfumés des fleurs fanées d'il y a cent ans." Le jardinier d'amour, 1913
「読者の君は誰?そう、100年後に私の詩を読むだろう君のことだ。・・・・君の花壇で、100年前に萎れた花の香りに満ちた思い出を摘むのだ」 (「愛の庭師」、1913年)
"A coups de paradoxes, l'Inde démolit en vous tout ce que vous aviez imaginé. [...] Vous assistez au spectacle d'un monde auquel ne s'ajoute plus votre système de références."
「パラドックスによって、インドはあなたが想像していたすべてを破壊する。・・・あなたはある世界の光景を目の当たりにする。それは最早あなたの価値体系を超えるものだ」
Edward Morgan Forster, 1924
"L'Inde -- une centaine d'Indes -- murmurait audehors. [...] Rien dans l'Inde ne saurait être reconnu, le seul fait de poser une question fait s'évanouir ou se transformer la chose."
「インド -- 百はあろうかというインド -- が外で呟いていた。・・・インドにあるものは何一つわからない。一つの問いを発するそのことが、インドというものを消失させ、変質させるのだ」