jeudi 20 mars 2008

初めての歯科


このところ2月の方が暖かいと思われるくらい冷たい風が吹いている。昨日は紹介していただいた歯医者さんに出かけた。日本にいる時に描いていたフランスの歯科のイメージは、なぜか旧式の機械や道具を未だに使っているというもので、できれば日本で治療したいと思っていたのだ。しかし、以前に治療してもらった歯が崩れてきたので、思い切って見てもらうことにした。

メトロを乗り継いで出かける。こちらでよく見かける住所の番号がつながっていない建物だったので困っていた。そこに、私もよくはわからないのですが、と言ってご婦人が話しかけてきて、目的地に着くことができた。これもよくあることだが、外見は古い建物だが中は趣のある作りになっていて機具も最新式、非常に気持ちよく受診できた。虫歯が悪くなりつつあるのでしっかりやってしまいましょう、そうすれば歯をきっちり磨くだけで一生歯科に来る必要がなくなります、との非常に楽観的なご宣託をいただいた。来月再度出かけて治療方針と見積もりを見比べることになった。

昼から研究所へ。何かの拍子にサンテグジュペリの飛行機を撃ち落としたという元ドイツ兵の本が出るとのニュースを数日遅 れで目にする。数時間過ごした後、夕方のクールへ出かける。 クールの後、台湾からの留学生と一緒になり、メトロまで話してきた。彼女はリサンスから来ていて今年で2年目になるが、いずれはドクターまで行きたいようであった。大学近くの映画館でやっている溝口健二の 「祇園の姉妹」 を見てから帰るとのこと。大学生活を楽しんでいる様子が伝わってきた。

*Saint-Exupéry abattu par l’un de ses lecteurs (彼の読者に撃墜されたサンテグジュペリ)
*Horst Rippert, l'homme qui a abattu Saint Exupéry raconte pour la première fois, le secret du Petit Prince dévoilé... (ホルスト・リッペルト、サンテグジュペリを撃墜した男が初めて星の王子さまの秘密を明かす・・・)


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(14 mai 2015)

この歯医者さんには今でもお世話になっている

確かに、この時に治したところは問題がない

しかし、それ以外にも沢山ある

時の経過が齎すものは、受け入れなければならないのだろう

これからもお世話になりそうである






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