新年最初のお昼の散策を終えたところである。今年はピアニスト、ワレリー・アファナシエフの 「展覧会の絵 Tableaux d'une Exposition」 をお供に、近くの鄙びたセーヌまで。途中、冷たい空気の中、行き交う人の精気を充分に浴びながら。歩調に必ずしも合わないアファナシエフの演奏も、淀んだ精神を鼓舞するには充分過ぎる。久しぶりに体の芯まで響く演奏に接した。ゆったりと流れるセーヌも活力を与えてくれるようだ。
Valery Afanassiev (né à Moscou le 8 septembre 1947)
この年の初めに、ピアニストにして、英語とフランス語で9つの小説を書き上げ、詩を物し、劇作のみならずその演出をもしてしまう、このルネサンスマンに触れたことに何かの意味はあるのだろうか。領域を超え、そして領域を結ぶ。そんな歩みを始めたいとでも思っているのだろうか。あるいは、それは遥かな夢に過ぎないのだろうか。
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今年も折々の観察の跡を記して行きたいと思います。
お閑の折にでもお越しいただければ幸いです。
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