mardi 29 janvier 2008

同じ目の高さで



今日は、午後から実りの多い2つのランデブーがあった。いずれも指導教授から会うように勧められた人である。ひとりは先週セミナーをやっていたドクターコースの学生さんで、もうひとりは最近ドクターを終えたばかりの人である。最初の学生さんとは近くのカフェで、二人目はセミナー室で、それぞれ2時間ほどになったが本当にあっという間に過ぎてしまった。

彼らにとって私の道行きが興味深いと見えて、最初から興味津々でいたずらっぽい目をしながら聞いていた。本題はこれからのテーマについて。その際にどのような人について読んで行ったらよいのか、注意すべきことは、さらに実際に会った方がよい人も5-6人紹介された。日本の現状は把握していないのだが、こちらの状況を聞きながら、科学の現場と哲学との距離が非常に近いという印象を持った。あなたのような興味の持ち主にとってパリは理想的な町 (の一つ、と後で付け足していたが) ですよ、との言葉が出ていた。

とにかく若く、好奇心旺盛な若者と同じ目の高さで話ができるということは素晴らしい、と改めて感じ入っていた。こちらの若者は年齢を殆ど気にせず、同僚に対するように話をしてくるので気分がよくなるが、今日もその気分をたっぷり味わわせてもらった。



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