lundi 21 janvier 2008

思わぬ拾い物 "La visite de la fanfare"



先日、メトロでこの映画の広告が目に留まり、いずれ見ようと思っていた。
丁度、大学の図書館から帰る時にその看板が目に入り、見ることにした。


チケットを買って1時間ほどあったので、近くのカフェでメモワールに関係する本を読んで時間を潰す。劇場に戻ると、右ですよ、と言われたのでその通り右に入った。ところが始ってすぐに違う Salle に入ったことに気付く。ヘブライ文字とアラビア文字が出てきたからだ。以前であれば、すぐに出て目指してきた Salle の方へ行くところだが、最近はそこでどんなことが待っているのかという感じで、全く動じなくなっている。そして、それはユーモアとペーソスが軽妙に味付けされた何と言えばよいのか、ほっとするような映画であった。都会とは違い、人間から滲み出てくるものが拡がる空間が広いのである。






エジプトの警察音楽隊の面々が何かの手違いでイスラエルの田舎に迷い込んでしまう。そこで出会うイスラエルの人たちとの一夜の出来事が独特の雰囲気で描かれている。それから音楽がよい。イスラエルのラブソングもアラブの音楽もすべて心に染み入った。私も迷い込んだイスラエルの景色のなかで満たされた時間を過ごすことになった。


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年が明けてから10℃を超えることも珍しくない。
12月で寒さのピークは越えたのだろうか。
日本の場合、2月に向けてどんどん寒さが増していたようにも感じる。
もしこれがパリの冬であれば意外に過ごしやすいという印象である。



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