lundi 10 décembre 2007

岡本太郎



久しぶりに日本語の本を読む。

岡本太郎の世界にはこれまでも触れている.

いつも他人とは思えないほど通じるものを見出し、楽しんでいる。

今回は人生をともに歩んだ人の熱い視線と出たばかりのエッセイ集を手に取った。





矛盾に満ち満ちた不思議な親子3人の感情生活が克明に語られている。

どこでも矛盾のない家族はないのだろうが、それが極端な形で出ている。

それこそが芸術を生み出す元にあったのではないかと分析している。


若き日のパリでの生活も具体的に語られている。

今回、彼がソルボンヌの哲学科で学んだ時期があることを知る。

当時のパリの町や生活を現在の自分に重ねながら読んでいるところもあった。






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