samedi 9 février 2008

パラケルスス Paracelsus; Paracelse

(11 novembre ou 17 décembre 1493 – 24 septembre 1541)
un alchimiste, astrologue et médecin suisse


先日の 「生命を定義する」 と題するコロックでフランソワ・グロさんが人間の考え方の変遷を語っている中でこの方に出会った。お話の中では、人間の体は化学工場だと見ていたスイスの医者にして錬金術師として紹介されていた。帰ってからウィキを見て、飛び込んできたこの顔に惹き込まれる。そこには強い何かが宿っているように感じたからだ。20代後半から30代前半にかけて、アリストテレスの考えに基づく当時の医学の現状を批判。大学を追われ放浪の中、新しい医学の確立を訴える。


彼の引用を読んでみる。

● « Mes écrits dureront et subsisteront jusqu'au dernier jour du monde comme véritables et incontradicibles. »

 (私が書いたものは、本物で反駁の余地のないものとしてこの世の最期の日まで残るだろう)

● « Chaque heure apporte avec elle du neuf, de sorte que rien ne demeure identique à soi. Car, s'il en était ainsi, le malade demeurerait malade et ne connaîtrait ni amélioration, ni aggravation; et l'homme bien portant demeurerait bien portant. »

 (瞬間瞬間が新しいものを齎しているので、同じ状態に留まるものは何もない。そうでなければ、病人はいつまでも病人でなければならないし、回復もなければ、悪化もない。そして健康な人は健康のままということになる)

● « Tout est poison, rien n'est poison, tout dépend de la dose. »

  (すべてが毒であり、いずれも毒ではない。すべては量に依存するのだ)

● « La nature ne suit pas l'homme c'est l'homme qui doit la suivre. »

  (自然が人間に従うのではない。従わなければならないのは人間の方だ)


彼の思想はその顔に表れていたことを確認する。






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