samedi 2 février 2008

この先大丈夫?



昨日は朝から雨。先日触れた学生オーケストラで一緒だったS氏 (今や先輩にしか見えないが、数年後輩か?) が会社の方とこちらに見え、午後の数時間お話をする機会があった。向こうは仕事を終えて帰国前日にあたり、こちらは論文を終えたところで気分が晴れていたので、お互い何の気兼ねもなく話が弾んだ。日本からお金が全くかかっていないお土産を持ってきたとのことで期待していたが、それは学生オーケストラの練習風景を撮った写真であった。そこにはどこかで見たことがある20代前半の若者が写っていた。痩せていて余分なものがついていないその若者を別人を見る思いで眺めていた。またこのブログもどこからかの情報で知り、たまに覗いているようで、関連のページのコピーを持参していた。ここの写真が自家製であることを確かめた上で、どこか不思議な雰囲気が漂っているとのおそらくお褒めの言葉をいただいた。

お二人ともフランスが気に入っている様子だったので聞いてみると、S氏は5-6回パリに仕事で来ているとのこと。最初に来た時には圧倒されたと話していた。彼の上司は、これまでフランスのことは頭になかったが、1週間前にこちらに着いた途端にパリの魅力に取り憑かれたとのことで、これからフランス語を本格的に始めるようであった。私の場合もそうであったが、フランスはある日突然顔を出すようだ。

今回いろいろな話をする中で、S氏は私が興味を持ちそうな、つぼを突いた本の話を持ち出してくるので感心していたが、若い時に出版業界にいたことを思い出した。そこから出張していたニューヨークで1年ほど滞在が重なったことがあることも。話題に上がっていた本をいずれ送ってくれるとのことだった。ビールやワインの影響でないことを願いながら、その到着を待ちたい。

当然のことながらこちらの大学の話もよく出ていたが、最後にはこの先大丈夫ですか、という話になった。大学の講義や論文についていけるのか、まだ伸びる可能性があるのか、これからのことをどう考えているのか、という質問である。先のことは考えていなかったので不意を突かれた感じだったが、例えば今のままでは如何ともしがたいフランス語などは、まだ上達する可能性があると思いたいところである。






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