lundi 25 février 2008

そうは問屋が



数日前からクシャミが出るようになってきた。私の場合は疲れが溜まると風邪を引くことがわかっているので、風邪を引いたら逆に疲れが溜まっているな、と思うようになった。今回もぼんやりとそう思っていたところ、昨日の散策の後、妙に鼻がムズムズするのだ。早々に出した結論を修正しなければならなくなった。この結論を出した背景には、昨年3月にこちらを訪れた時にそれまでの花粉症が治まったという経験があったからだ。併せて考えると、パリでもスギ花粉は飛んでいるが、2月後半から3月中旬くらいの一月足らずの間だけではないか、ということになる。今はこの楽観的な推測が当たってくれることを願うばかりである。

現在、マスター1年目のメモワールの計画を練り直しているところだが、新たにミニメモワールについてのコメントが一つだけ戻ってきた。提出の時にお願いしておいたのだが、すべてについてコメントが戻ってくる可能性は少ないと思っている。学生の多いクールではそんな余裕はないだろうと考えられるためだ。ただ、あと一人の先生は必ずコメントを返してくれるとのことだったので、楽しみにしているところである。と言うのも、今回のコメントも当然のことながらツボを突いていて、自分でも弱いなと思っていたところについて、さらに言及するとより幅が出ますよ、と言うもので、非常にためになると同時になぜか嬉しくなるのだ。

本日はお休みのため、その気持ちのままお昼の散策に出た。いつもの鄙びたセーヌに挨拶をしてから向かったお店が閉まっていたので、歩を進めているうちに本屋に入っていた。目に入ったのは、今年HIVウイルス発見から25周年を迎えるリュック・モンタニエ氏の新刊書 Les combats de la vie : Mieux que guérir, prévenir (Luc Montagnier) 「命の戦い : 治療より予防を」 と、昨日の記事で触れたフランスの17世紀後半の哲学者ピエール・ベール (Pierre Bayle) の名前がその中に見えたアクセル・カーン氏とクリスチャン・ゴダン氏の対談集 L'homme, le bien, le mal (Axel Kahn, Chrisitian Godin) 「人間、善、悪」、さらに哲学関係の本1冊を買って帰って来た。


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