vendredi 5 octobre 2007

フランス人の死因



昨日のお話とも関連するが、1980年から2004年までのフランスにおける死因についての報告を読む。(Bulletin épidémiologique hebdomadaire des « Causes médicales de décès en France en 2004 et leur évolution depuis 1980-2004 »)

2004年には、フランス都市部で50万9804 人の死亡が登録されている (recensé)。10万人につき750人が亡くなったことになるが、男性が1012人、女性は565人である。

死亡の30%は癌で、肺癌、大腸癌、白血病 (les leucémies) の順である。これに続いて29%を占めるのが心血管系の病気 (心筋梗塞 infarctus、脳血管発作 accident vasculaire cérébral)、事故 5%、自殺 2%、糖尿病 2%、アルツハイマー病 (maladie d'Alzheimer) 2% となっている。

2000年に比べ2004年は死亡が10%減少している。最新の平均余命 (l'espérance de vie) は女性84歳、男性77歳。

2004年には15歳以下で4420人が亡くなっている。その約半分は先天性奇形 (les anomalies congénitales) と周産期の疾患で1歳以下で亡くなっている。無視できないのは腫瘍や避けることのできた事故死である。
15-24歳では、3824人が亡くなっているが、1382人は事故、621人は自殺、337人が癌である。
25-44歳: 男性は自殺、女性は癌が最も多い。
45-64歳: 男性は肺癌 (80%は喫煙が原因)、女性は乳癌が第一の死因。
65歳以上: 心血管系の疾患が第一に、すぐに続いて癌となっている (talonnées de près par les cancers)。

2000-2004年では、死因の順位は変わらないが、すべてにおいて減少傾向にある。ただ、アルツハイマー病による死亡は37%の増加がみられ、女性では肺癌が21% (過去30年の女性喫煙 tabagisme féminin の増加による)、アルツハイマー病が34%増えている。

死亡率の減少は、今後65歳以下の避けられる死をどれだけ抑えることができるかにかかっている。



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