mercredi 17 octobre 2007
引越し荷物届く
日本の暑い夏に汗みどろになりながら荷造りした荷物が九月上旬に日本を出て、やっとこちらに届いた。6-7週間くらい掛かった。着いた荷物を見ると荷造りした当時が嘘のように何もなかったかのような姿である。荷造りの時には少し多過ぎたかという思いもしたが、こちらでみると何とか収まりそうな量なので、当時の心に従ったことが良かったと思っている。
早速食器などの身の回りの品を開けてみたが、どうしてこういうものまで送ったのかというものもある。こちらは食器も完全装備の家具付なのでほとんど送る必要がなかったのだ。特に、お猪口がこんなにたくさんあるとは。日本酒など飲むはずもないのに送っていた。しかし、小さな見慣れた品々を見ているうちに、この空間が誰かの家にお邪魔しているという感覚から、少しずつ自分の家に変わりつつあるように感じている。この家の壁をよく見ると、小さなフックがいくつもある。日本から送った小さな品をそこに架けると益々その観が強くなる。これからすこしずつ開けていくのかと考えると少々憂鬱になるが、それが終ると一つの区切りがついたように感じるのだろうか。いつ頃になるのかはまだわからない。
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