jeudi 25 octobre 2007

成り行き任せ



今日は食い違いの一日になった。まず先日調整済みのはずのクールの選択にまた問題が出てきたという。これまでプログラムの不備で選択できるクールがないので別のクールで代替していたのだが、それが認められないという。数日前に大学の最終登録が完了してコンピュータが機械的に判断したところ、それはできませんということになったのだと勝手に思っているのだが。他に選択の余地がないので、前の講義と30分重なるENSのクールをとることになった。来週からこちらにも顔を出すのだが、ENSは10月初めから始っている可能性が高く、すでに3-4回は終っているかもしれない。何ともお粗末なお話である。

ついでにもうひとつ。先週の今日はメトロのストで講義がお休みだったので、今日が初めてというクールを楽しみにしながらメトロに向かう。ところが乗り換えの駅で、その先が動いていないという。またタクシーをつかまえようとするがなかなかできない。メトロの2-3駅を歩きやっとつかまえることができた。大学に着くと講義が始って数分のところであった。中に入ると超満員。こんなことは今までにはない。この講義は現代哲学で、専攻外からの選択が義務づけられているのでこれを選んだのだが、これほど人気があるとは思わなかった。学生は30-40人くらいで、5-6人の学生が床に坐り、立って聞いている学生もいる。私は生れて初めて床に坐って2時間の講義を聞いた。これはこれでなかなか捨てがたい経験であったが、登録の段階で何とか調整はできないのだろうか。同じようなことはフランス語のクールでもあり、こちらの方はどうしようもなくなり、クラスを半分に分け、3時間の講義が1時間半になってしまった。フランス語の先生に、これはまさにフランスですね、と言うと、そうかもしれませんとの答えが返ってきた。




ところで先週と今週はタクシーでパリの景色を眺めながらの通学となったが、これがなかなかの味であることを発見。その時間を思い出して、行き違いの一日を忘れようとしている。まだ旅行者気分が完全には抜けていないようだ。



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