mercredi 5 mars 2008

英語を話そうとして



今回の会議である戸惑いを感じていた。フランス語を始めた当初は、いくらフランス語で話そうとしても英語が出てきて困った記憶がある。その時に、頭の中では日本語を話すところと外国語を話すところは別なのだと感じたものである。外国語を話す時には全く違うところにある部屋に入るという感じである。そしていつになったらフランス語で話そうとする時に英語が浮かばなくなるのだろうかなどと考えていた。

今回は基本的に英語が共通語ということになっていたが、フランス人とはフランス語で話すようにしていた。そのせいか、いざ英語に切り替えて話そうとする時にフランス語が頭に浮かんできて困った。特に、ワインの影響下では英語とフランス語のスイッチが全く作動しなくなり、とんでもないチャンポンになっていた。困ったとは思いながらも、以前では考えられない状態なので、この半年足らずの間に浴びたフランス語の影響が実際に現れ始めているのではないかと考えていた。これはフランス語が話せるようになっているということではなく、話す時にまずフランス語で表現しようと無意識のうちに思うようになっているということであろう。こちらに来た当初、フランス人Fから聞いた日本の1年はこちらの1ヶ月だという言葉を改めて思い出していた。

日本にいた当時の自分の状態を思い出すこともできないし、自分がその状態を客観的に見ることもできないだろうから現在と比較はできないが、少しは前に進んでいるものと思いたい。道遠しの印象に変わりはないが、、、



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