samedi 5 janvier 2008

喫煙: スペイン事情



今日は10℃を超えたのではないだろうか。夕方六時でも9℃となっている。ありがたい。部屋を開け放ってシガーを味わいたくなってきた。ご存知のように、こちらでは今年から公共の場所での喫煙が全面禁止されてしまったので、こういう機会が増えるのかもしれない。

先日ル・モンドではスペインの状況が紹介されていた。向こうでは、もう少し緩やかな (moins restrictive) ようで、カフェ、バー、レストランのオーナーの抵抗でそこでの禁煙は未だのようだ。その記事によると、100平米以下のところでは喫煙にするか禁煙するのかの選択が可能で、100平米以上のところは禁煙と喫煙の場所を分けるように決められている。国の責任者によると、2年前に禁煙法を施行してから、職場や公共交通機関での禁煙は徹底されているが、ホテル・レストランでは未だそこまで行っていないという。また、100平米以下では殆どが喫煙を選んでおり、60%のバーなどでは禁煙の場所を未だ設けていないのは残念だとしている。しかし、商売が掛かっているので、この法律では当然の結果だろう。しかも煙草の60%はこうしたところで売られているとすれば、尚更だろう。ただ、この法律の効果かどうかはわからないが、この2年間で喫煙者が10%以上減ったという。今のところフランス流の徹底した法律に変える予定はないようだ。しかし、責任者は経験から言うと、不完全な法律は絶対に守られないものだと結論している。

"Par expérience, une loi partielle n'est jamais totalement respectée."



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