lundi 11 mai 2015

休日の朝、ジャン・リュック・マノー、そしてアンドレ・ケルテス Jean-Luc Manaud et André Kertész

11 mai 2008
Moselle (1991)

Reportage à 1.250 mètres de profondeur auprès des derniers mineurs français. Extraire une tonne de charbon coûte alors 700 francs, tandis que son prix de vente est de 500 ; ce qui signe la disparition d'un métier pénible et dangereux, si bien décrit par Émile Zola.

ジャン・リュック・マノーさんの作品「モゼル」

地下1250メートルで出会ったフランス最後の炭坑夫の顔

1トンの石炭を採るのに700フラン、その値段が500フラン

それが危険で大変な仕事が消えた理由になった

エミール・ゾラも名作 「ジェルミナール」 に書いている


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今朝もバルコンに出て 空とともに時間を過ごす

これ以上望めない快晴

太陽の日差しが痛い

テーブルには蜘蛛が引いた糸が太陽に反射している

今日の飛行機雲の軌跡は短い

あたかも海を行く小船を空から見る思いだ

鳥の囀りが何と心地よく聞こえることだろう

その主を知りたいものだ

そんな中、遠くから教会の鐘が聞こえてきた

すべてが溶け合っているかのような 休日の朝


バルコンに出る前、二宮正之訳のジードの記事を読む

訳者は二十代後半からヨーロッパへ

現在ジュネーヴ大学名誉教授

そこから森有正へ

学生時代「遙かなノートル・ダム」を読み、どこか遠くへ思いを馳せていた

それにしても、もう古書の仲間入りとは・・・

日本では読むことにならなかったエッセイ集成(二宮編)

覗いてみると何とよく入ってくることか

これから折に触れ付き合ってみたい、と思わせてくれる


ところで、私がたまに訪れる場所にル・モンドのブログ “Françaises, Français…” がある

そこでしばしば新しい人が紹介されているからだ

今回は、ハンガリー生まれでアメリカに帰化したこの写真家に出会った

  アンドレ・ケルテス André Kertész
(2 juillet 1894, Budapest - 28 septembre 1985, New York)

彼の人生とそのお姿は、上の二つのリンク先で

彼の作品には、例えばこちらで触れることができる


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11 mai 2015

 上の写真を撮ったジャン・リュック・マノーさんを調べてみたところ、今年亡くなっていた


紹介によるとチュニジアの南にあるガフサで生まれ、15歳までそこで育ったという

そのため、砂漠に生きる人たちの写真もあるという

上の炭鉱夫の写真で、昨年訪れたランスのことを思い出した

ルーブルが建っていたのが、炭鉱跡地だったからだ

 Louvre-Lens を訪問 (2014.10.5)


クロード・ベリ(Claude Berri, 1934-2009)監督による Germinal (1993) のトレーラーが見つかった








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