lundi 29 juin 2015

ミロスラフ・ティッシーの言葉 Miroslav Tichý au Centre Pompidou

29 juin 2008

この3月に Lunettes Rouges氏に3年ぶりに会った時にこの写真家のことを聞いた。

その展覧会を見に、ポンピドゥー・センターまで出かけた。

ミロスラフ・ティッシー
 Miroslav Tichý (né le 20 novembre 1926 à Nětčice, Moravie)


以前に話を聞いた時にネットで出回っているものを見ていたので、それほどの驚きはなかった。

ただ、今回は彼自作の写真機などの実物が展示されていたが、相当に酷い。

しかし、それが逆に偶然を呼び素晴らしい作品を生み出すことになったのかもしれない。



 彼のことについては3月の記事を参考にしていただきたい。

今日は場内で流れていたインタビューから聞こえてきた彼の言葉について触れてみたい。

"Je n'existe pas ! Je suis un outil. Un outil de perception peut-être.
Je ne crois en rien, ni en personne, même pas en moi-même."

(私は存在しない。私は道具である。おそらく知覚のための道具。
私は何も信じない、誰も信じない、私自身も)

"Je suis un observateur. J'observe aussi consciensieusement que possible.
 Ça arrive sans aucun effort de ma part."

(私は観察者である。できるだけ丹念に観察する。
それはわたしにとって全く努力を要しないことなのだ)

"Je ne décidais rien du tout. C'est le temps qui le faisait, au fur et à mesure de la journée.
Tout est régi par le rythme de la Terre. C'est ça qui est déterminé à l'avance. 
C'est ce qu'on appelle le destin."

(私は何も決めなかった。一日の流れの中でそれをやったのは時である。
すべては地球のリズムによって支配されている。それは予め決められている。
人が運命と言うやつだ)

"Plaisir est un mot que je rejette complètement !
Comment est-ce qu'un sceptique comme moi pourrait avoir du plaisir ? 
Je chasse tous les sentiments faciles tel que le plaisir."

(快楽は私が完全に拒絶する言葉である。
私のような懐疑的な男が快楽を味わうことなどどうしてできようか。
私は快楽などという安易なすべての感情を追い落とすのだ)
 


写真展を出た後は、周辺の会場で現代・近代絵画や造形作品を見て回る。

今回、あることに気が付いた。

抽象絵画を見る時、それが本物でも感動が襲うことは稀である

しかし、写真に収めその画像を覗いた時、非常に美しく感じた。

実物ではピンと来なかったのに、である。

なぜかわからない。

いくつか試してみたがその印象は変わらなかった。

ということで、見たところのものはほとんどカメラに収めて帰ってきた。





 会場を出た後、カフェで仕事関係のメモ・ノートとともに2-3時間過ごす。

メトロに向かう途中、ジャズクラブを見つける。

なかなか良さそうなところだったので、いずれのリストに入れておいた。








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