mardi 9 juin 2015

ペール・ラシェーズ、あるいは生は死 Père Lachaise, ou la vie c'est la mort

9 juin 2008
Le monument du "Mur des Fédérés"


足が自然にペール・ラシェーズに向かっていた
 
初めての訪問になる
  
まず その横にある Jardin Samuel de Champlain に入り 坂を上る
   
丁度よい傾きの芝生があったので その上に体を横たえ空を眺める

芝の上に横たわるのは 久しぶり
     
下から微かな車の行き来が聞こえるだけ

空に吸い込まれるようだ



中に入り モンパルナス墓地のように 彷徨い歩く
 
誰かのお墓を探すために歩くのを嫌っているかのようだ
 
しばらく行くと 日本女性の前にいるバルザックに出会った


 さらに振り返ると そこにはネルヴァルが眠っていた



新しいお墓や手入れの行き届いたものに混じって

最早手も付けられていないようなお墓もある
  
いずれはすべてが朽ち果てて行くのだろうか
     
われわれは ほんの一瞬の時間をこの地上に過ごす

そして この沈黙の中に消えてゆく


La vie, c'est la mort.

生は死
      
死を意識しない生に どれほどの意味があるのだろうか

    La mort, c'est la création.

死を意識することにより はじめて生が創造性を持つ

過去人はこの真理を見抜いていた


Tombeau de Victor Noir (1848-1870)
journaliste français, tué par le Prince Pierre Bonaparte
Jules Dalou (1838-1902)


ご婦人方のこの元気に 束の間 現世に戻ってくる




そして最後には プルーストに会うことができた



静かなディマンシュ ・・・

   ・・・ 帰りのメトロで親父が現れた  






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