突き詰めると毎日が出会いに溢れていることになるだろう。特にこちらにいると、そのことを強く感じる。今日も朝から不思議なことがあった。・・・やはりアメリ カにお願いのメールを出した方がよいのではないだろうか・・・と考えている時に目が覚めた。しばらくしてメールボックスを開けるとその方からメールが入っていた。朝の5時のことである。
今朝一番のクールへ向かう。9時からなので1時間前に出るが、もう薄暗い季節になっている。この季節は朝でも暗いのでシャッターを開けないことがほとんどだ。下におりると小雨がぱらついていたが、そのまま出かけた。クールの途中、睡魔が襲う。しかし、今日は貴重な言葉を聞くことができた。今考えているテーマについて、モンテーニュやアリストテレスが語っていることを知る。その言葉を聞いた瞬間、一気に目が冴えてきた。こういう時のためにクールに顔を出しているようなところもある。先生にお願いして、詳しい出典を来週教えていただくことにした。
クールの後はカフェで簡単なデジュネを済ませ、最近ご無沙汰していたリブレリーに向かった。今日の写真が階段横に飾られていた。地下には科学関連の本や哲学、科学哲学、心理学、歴史などの本がある。今日は6-7冊飛び込んでくるものがあった。世界の初めの物語から医学の過去、現在、未来を扱ったもの、それに個 とは一体何なのかを探ったものなどを仕入れる。興味深いのは、訪れるお店の雰囲気やテーマの作り方、展示の仕方など、こちらの心身の状態によって飛び込んでくるものが違うことである。その時、その場所でなければ意味を持たないようなものが顔を出す。そして買った時にどのような状況であったのかはよく覚えている。そういう本であれば、どれだけ時間が経っても読む時の精神状態に変わりがないのである。そういう唯一無二の瞬間を楽しみにしながらお店に入る。秋の深まりとともに、書籍を友として過ごそうとしているかのようである。
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jeudi 16 octobre 2015
最初の夢の部分、アメリカのどなたからのメールだったのかは思い出さない
マスターの時の朝のクール
出かける時の町の暗さは今でも思い出す
時には、夜ではないかと間違えるほどのこともあったが、今となっては懐かしい
そして、クールでは言葉に注意していた様子が伝わってくる
自分の記憶を刺激する言葉に出遭った時の悦びは、最初の学生時代にはなかったことである
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