samedi 3 novembre 2007

西周

(1829-1897)


科学、哲学などに関連するところに身を置いているものとしては、この日本語の生みの親についても目を通しておかなければならないだろう。

 西 周 (文政12年2月3日 - 明治30年年 1月31日)

philosophie を 「哲学」 という日本語にした他、「藝術」、「理性」、「科學」、「技術」 などの哲学・科学関係のことばを考案した。また、彼はかな漢字廃止論者で、『洋字ヲ以テ国語ヲ書スルノ論』 (明治7年・1874年) を明六社の機関誌 「明六雑誌」 の創刊号巻頭に発表している。この雑誌は彼らが造り出した新しい日本語の普及にも一役買ったようである。西周の父時義は森鴎外の曽祖父森高亮の次男だったので、西周にとって鴎外は従兄弟の子にあたる。

西周 旧居



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