mardi 6 novembre 2007

思い出の場所へ



昨日は補講があるとのメールが先週来ていたので、思い出の場所に出かける。そこは今年の3月に訪れた研究所で、今回こちらに来ることになる切っ掛けを作ってくれた場所である。少し早く着いたので周辺を散策する。カフェに入り、朝の日差しを受けながら街を眺める。この3月には先が見えず必死に歩いていたことが蘇ってくる。目の前の街は何もなかったかのように平穏だ。時間になったので秘書室に上がり今日の予定を聞いてみたところ、連絡が入っていないという。おそらく、先週の講義で私が早く出た後に今日の予定について説明があったのかもしれない。いずれにせよ時間ができたので、前回滞在した折に来たことのある思い出の科学関係の古本屋に足を伸ばす。その時も面白そうな本があるとは思っていたが、今回は勉強が始っているせいか興味の焦点が絞られてきているようだ。科学の歴史に関する1930年代のまだページが開 いていない本を7-8冊仕入れた。これからゆっくりとそのページをカットするという楽しみを味わいながら、昔の人の声を聞くことになる。中にインタビュー 本も含まれているので、まさに話し声を聞くという風情である。店のご主人に 「値段は決まっているのではないでしょうね」 と念を押すと、ありがたいことに5%の学割をしてくれた。これからも関連の本が入ったら連絡をしてもらうことにした。



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