vendredi 30 novembre 2007

お歳のようですが



昨日も研究所で読んでから大学に出かける。しかし先生が病気なので休講との連絡が入る。先生には早く回復していただきたいが、なぜか嬉しい気分であった。その気分を反映してか、学生さん (法哲学専攻とのこと) と話をしていた。教室から外の通りに出るまでの間。

 「このクールの評価はどのようにするのですか」
 「このクールのテーマに関連することについて小論文にすればいいようです」
 「筆記試験はあるのですか」
 「ないです。ただ小論文がいやな人には口頭試問があります」
 「筆記がないのでほっとしました。口頭試問はもっと難しそうなので、小論文にしようと思います」
 「ところで私よりもお歳のようですが」
 「それどころかほとんどの教授より年上でしょう」
 「一体どうしてここに」
 「よく聞いてくれました。これまで科学の分野にいて・・・(と、ここまでの道を説明)・・・という訳なのです」
 「フランス語・フランス文化によってあなたの頭のどこかが弾けてしまったのね (épanouir という音が聞こえてきた)」
 「そうかもしれません」
 「ここで哲学を学ぶ、ただそれだけのためにパリにいるのですか」
 「そうです」
 「そういう人生もあるのですね」
 「なぜかそうなってしまったのです。おそらくフランスはこれからも私の中にあり続けるような気がします」
 「最後の最後まで」
 「そうだと思います」
 「それじゃ、また!」
 「ボンジュルネ!」

口には出さないものの、学生の皆さん、何か不思議に思っていたのかもしれない。その疑問を聞いたような気がした。歳のことをはっきり言われたのは、今回が初めてになる。


-----------------------------------

法哲学専攻とのことだったので、気になっていた Powerpoint の使用について彼女にも聞いてみた。やはり、ほとんど (全く) 使わないようだ。それを、ここは très classique なの、と表現していた。黒板とチョーク、それに文字を消すのに布切れを使うやり方。それはそれで何とも言えずよいのだ。



Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire