vendredi 21 septembre 2007

Maison Internationale へ



モンテーニュももう少しのところまで来た。昨日は入学試験の結果通知書 (Décision pédagogique d'inscription) を持って、Maison Internationale (留学生センター) に出かける。正式な入学許可証 (convocation) をもらうためである。少し早く着いたので、近くの Presse で雑誌を眺める。今回は、Sciences Humaines と Le Monde の宗教特集を買い、いつものようにカフェで気になった記事に目を通す。Sciences Humaines の中に私の興味を惹くものがいくつかあった。いずれ書いてみたい。

予定時間の10分ほど前にMaison に着き中に入ると、すでに何人かの若者が待っている。非常に新鮮な気持ちになった。どこかに déjà vu の感覚がある。比較的小さな国際会議に行って最初に登録する時の感覚を思い出していた。話し込んでいる3人にどこから来たのか聞いてみた。ルクセンブルグからだという。二人は法律、一人は歴史のリサンスを目指すという。フランス語はペラペラで、他には?と聞いてみると、英語、ドイツ語、それにお国の言葉を話すとのこと。公用語にフランス語、ドイツ語も入っているようなので、当然と言えば当然なのだろうが。それにしても、目がキラキラと輝き、非常に軽やかである。ああいう時代はあったのだろうか。

予定の時間に係の人が戻ってきて、人を呼び始めた。専門ごとに声をかけていたようだ。先ほどの一人が、フィロが呼ばれているぞ、とのことで中に入る。ハスキーボイスでゆっくり話す比較的若いパリジエンヌが担当。ああいう話し方をする若い人は日本では見かけないので、新鮮な気持ちになる。型通り、結果通知書とディプロムを見せ、連絡先を教えて手続は終了、convocation をもらう。10月始めに、これを持って大学の入学事務担当部署に行くようにとのこと。

この際の必要書類は、私の場合 (若い人の場合、もっとあるらしい) は以下のようになっている。
  1) convocation
  2) 身分証明書 (パスポートなど)
  3) 証明写真
  4) ディプロム (原本)
  5) 銀行チェック、あるいはカード (入学金などの支払いのため)

入学金がどのくらいか聞いてみる。正確な額はわからないが、私の場合は社会保険には入れないので (この保険は28歳以下でなければなりませんので、と言ってなぜか顔を少しだけ赤らめ、にっこりしていた) 、200 ユーロくらいではないかとのことであった。以前にハンモックでも紹介したことがあるが、やはり携帯に支払う程度のお金で教育を受けられるというのは本当らしい。私が顔を出したことのある日本のフランス語関連の学校では、週末2時間、10回位のコースがこれと同じくらいだったので、この数字は驚くべきものである。フランスの皆さんの働きのお陰で、この上ない恩恵を受けることになる。

 徐々に徐々にその舞台に引き出されようとしている。



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