mercredi 12 septembre 2007

大学と周辺で



昨日は朝から大学に行き、哲学科のオフィスに向かう。登録であれば、書類を遅くとも来週月曜までに提出しなければなりません、と何をのんびりしているのという感じである。しかし、Maison Internationale から送られてきた書類を見せると、外国の大学を出た場合は Maison での手続が先で、それが終ると学科の方に情報が行くような話しであった。私の場合は来週木曜20日に Maison に来るよう連絡が入っているので、少しだけ余裕ができたことになる。また、LOPHISS のコースの中で Paris 4 で行われる講義に興味があったため時間を聞いてみたが、まだ時間割 horaire ができていないとのこと。今月末までにはできあがるようだ。いずれにしても、本格的に動き出すのは来週中頃からになりそうだ。

午前中は広場にある哲学書店 Vrin へ行き、時間を潰す。いくつか興味を引いた本を立ち読みする。一つはヨーロッパ精神とは一体どういうものなのかという興味から、Esprits d'Europe : Autour de Czeslaw Milosz, Jan Patocka, Istvan Bibo という本を手に取る。それから、現象学の系譜に属する哲学者を中心に何人かの専門家が書いている本は買い、近くのカフェで読み始める。

お昼過ぎにはそこを出て近くを散策。背広の背中が擦り切れていることを思い出し、お店に入る。いくつか試していると、ご主人が出てきて私が調整しますと言って袖と丈を raccourcir するための留め針を付けてくれる。また、色の選択についてもよいサジェスチョンをしてくれたのでここで買うことにした。それから少し行くと眼鏡屋が目に入 る。こちらに来てから急に近くを見るのに不自由を感じるようになり、そのためか疲れやすくなっているので、視力を測ってもらうことにした。調べてもらうとやはり近くの方が進んできている。気分転換もかねて、新しい眼鏡を作ることにした。結構お高い散策になってしまった。

帰ってみると、やっと正しい住所が書かれた賃貸契約書 bail が届いていた。これで銀行が保証 caution bancaire を出すことができ、アパートの正式契約を終えることになる。また正しい住所を証明する書類が手に入ったので、滞在許可証の申請も可能になると思われる。

-------------------------------------------
(5 octobre 2007)
 ハンモックを眺めていたところ、ここで取り上げられているヤン・パトシュカというチェコの哲学者に以前にも出会っていたことを知る。3月にパリを訪れた時の記録に残っている。こういう繋がりが見つかると、いつものことながら嬉しくなる。彼の考えにも触れてみたくなっている。



Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire