mardi 4 septembre 2007

生活準備に動き出す



強い朝の光の中、目覚める。雲ひとつない快晴だが、もう晩秋の寒さである。

昨日から生活するための準備を開始した。午前中はフランス・テレコムに電話して、電話をつなげてもらう算段をする。私が数日前にフランスに着たばかりだという話をすると、受付の女性が 「フランスはお気に召しますか?」 などと聞いてくる。「もちろんです」 と答えると、それ以後の話が非常にやりやすくなる。明らかに私のフランス語に気を使ってくれているのがわかるからである。数日後には使えるようになるとのこと。

それからアパートの管理人のところへ挨拶に行く。中年のご夫妻が担当している (オフィスに坐っているのは奥さんの方だが)。テレビの設定の仕方や足りない家具を仕入れるためのお店などを紹介してもらう。こちらで仕事をされるのですか、という質問が出る。アパートの不具合があればすぐに手配するので、と非常に積極的で安心する。それから、私の住所が少しだけ間違っていたが、ひょっとするとそれで届くのではないかという儚い期待もあったが、見事に裏切られた。すでに配達不能になった手紙の束の中に私宛のものがあったからだ。早急に住所変更を再度出さなければならなくなった。

ひと段落したところで、生活に必要となる小物を買いに出る。これらはすべて歩いて5分以内のところで事足りるので非常にありがたい。また店員さんも同じ界隈の人に対する親しみを込めてくれる。買い物袋を出さないところは稀ではない。すぐ近くの新聞・雑誌・文具中心の小さな店 Presse に顔を出す。一般向けの科学雑誌や日本でもたまに読んでいた文学雑誌、歴史雑誌、さらには哲学雑誌まで置いてある。それぞれ数冊手に取ってみたが、扱っている対象が日本とは異なるので非常に新鮮。大いに興味を惹かれる。これから閑を見てつまみ読みするのも面白そうだ。

午後から管理人に紹介された家具を売っている店に向かったが遂に見つからず。ただ、途中で警察署が目に入ったので、滞在許可証の情報を得ようと中に入ってみたが、残念ながら書類を提出するのは別の場所。地図を頼りにそこに向かったが、すでに締まっていた。こちらは明日の仕事となる。

街を歩いている時、アパートを借りるために必要な caution bancaire の書類がやっと出来上がったとの連絡が銀行から入る。本来ならば、この時点でアパートが正式に借りられることになるのだが、今回はそれを前提にして借りることができたようだ。7月末にアパートを見つけたので、手続が終るまでには一月半はかかったことになる。

現実に追われながら、準備初日も結構歩いた。これからもしばらくは続きそうだ。今週で大体のところは終えたいのだが、、。



Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire